CHOP-ME-NOT

音痴は個性です。

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真夏の修行。

最近めっきり体格がヤバいのです。30過ぎたらやはりアレなんでしょうか。肩から胸にかけての筋肉が落ちてあばらが浮き、おなかがポッこり膨らみ、着実にオッサナイズされていることが見て取れるのです。

ということで約1年半ぶりにホットヨガに行ってきました。

修行その1:ホットヨガ
焼けたアスファルト

灼熱のスタジオで全身の毛孔をポンプのようにして汗を噴出させるがごとき荒行は、終了後に立ちあがれないほどの疲労感を与えてくれました。が、それが気持ちいい。(スタジオに行かずとも真夏の締めきった自宅で同じことができるんじゃないかと思うのは誰もが通る道でしょうが、一人でやってて熱中症になったら本気で危険に違いない)
ずいぶん久しぶりに訪れたにもかかわらず、スタッフのみなさんが顔を覚えてくれていて、「ずいぶん久しぶりですね」「久しぶりでバテましたか」「痩せたんじゃないですか」と口々に言われました。覚えやすい強面だから……というわけではなく、レッスン後によく質問してたから覚えられた系だと思います。塾とか大学みたいな。塾とか大学でそんな経験ないですけど。なんかあの人めっちゃ質問してくるよね、ってスタッフの間で噂になってたかもしれませんけど。それはそれとして、また通いたいという気持ちが湧きあがってきました。

修行その2:ランニング
焼けたアスファルト

その後、渋谷からバスに乗りました。世田谷通りを下る方面だったのですが、その日は連休初日ということもあって道路は大渋滞。全然進まないため、途中で降りて目的地まで走ることにしました。炎天下の午後3時過ぎ、世田谷区上町から世田谷区総合運動場プールまでの3km強。普段から「重力があるところが苦手なので、泳ぐのは得意ですが走るのはダメなんです」とか吹聴してますけれども、これほんとマジでして、昔から長距離走なんてクラスでビリから何番目とかいうレベルでして、なんでこんな地球は重力が強いんだと思いながら走ったわけですが、そんなことより炎天下で走るのって危険なんですね。帽子かぶっててよかった。あと降りたバスに追い抜かれました。

修行その3:スイミング
灼熱の鳩

到着した先はプールです。すなわち泳ぐということです。灼熱の路上を走った後のプールはさぞ気持ちよかろう、と思って入ったら、案の定気持ちよくてほくそ笑みました。ニヤニヤしながらしばらく泳いだのですが、夏の連休で人が多いのと、ヨガとランで体力を使ってしまったのとで1.5kmくらいでギブアップとなりました。その後しばらく水面に浮いていました。重力からの解放。ヨガでいうところのシャヴァーサナ。クールダウン。

その結果、
休む鳩

3連休の残りはマッスル痛でくたばっていました。
寄せを見に行って さくまあきらさん にお会いしたり、三軒茶屋で飲んだり、渋谷で『コクリコ坂から』を観ようとしたら映画館が機材トラブルで上映中止になってたりしましたが、その間ずっと筋肉がみしみし言っておりました。でも運動はいいですね。運動はいいですよ。人間は動いた方がいい。鳩もきっと動いた方がいい。

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