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ひとりでドイツ七日間【07:デュッセルドルフ前篇】

ケルンを去ってついに初日の終着点デュッセルドルフに向かいます。やっと一日目が終わる！

ケルンを出発

なぜデュッセルドルフを初日の終着点に設定したか。その理由はただひとつ、妹夫婦が住んでいるからです。そう、今夜は妹夫婦のお宅にご厄介になるのです。初海外一人旅の初日を比較的平安に過ごせたのは、この旅先に親族がいるから何かあってもどうにかなるという精神的かつ物理的な保険があってこそだったと思います。しかしそのことを四六時中意識していたわけではなく、その安心感が無意識のうちにすべての思考・行動のベースになっていたという感じでしょうか。

いかにもでかい駅っぽいデュッセルドルフ中央駅

事前に到着時刻を伝えてありましたので、妹が甥っ子と姪っ子を従えて迎えに来てくれていました。もちろん事前というのは日本出発前です。準備は万端なのです。もちろん待ち合わせ時刻にほぼぴったり到着しました。すべては計算通り。

会いたかったぜ姪よ

知ってる顔、知ってる言葉に触れると否が応でもホッとします。それと同時に、今どこにいるんだっけと少し混乱します。
駅の近くのアイスクリーム屋で一休みし、バスに乗って家へ。甥っ子はバスに乗るのがとても楽しそうで日本にいるのと変わらないなーと感心しました。5歳だったかな。柔軟な適応力。ただドイツ語はまったく覚える気がないようです。

バスで少し郊外へ出て妹一家の住むアパートへ。このあたりは写真がなくてすみません。欧米のイメージ通り広い家でした。近くの草むらにはリスがいっぱいいました。義弟が仕事から帰ってきたのでみんなで車でスーパーへ買い出しに。

エスカレーターの上りと下りの間に商品が山積み

だだっ広い店内、人はまばら

ニンテンドーDSのソフトは2000円くらい

いちごうまそう

ビールも大量

特筆すべきはやはりビールでしょう。色とりどりの銘柄がぎっちり並んでいます。写真では見づらいですが値札には10.79ユーロだとか、14.29ユーロだとか書いてあります。だいたい1000円から1500円くらいで、最初は「え、そんなに高いの！？」と思ったのですが当然のごとく認識の誤りでした。その値段は1ケース20本分でした。1本あたりだと100円しません。特に安そうだったOettinger Pilsという銘柄は、

1本あたり0.32ユーロ（30円強）

日本だとドン・キホーテで売られてる賞味期限間近の在庫処分ジュースなんかがそんな値段だったりしますね。でもドイツは普通のビール。うわさどおり水（ミネラルウォーター）より安い。すごいぞドイツ。

なお、スーパーのレジはIKEAと同じ方式でしたがIKEAで経験済みなので戸惑いませんでした。そして家に帰ってビールを飲み、甥っ子とwiiでマリオを遊んだりしつつ早々に眠りにつきました。詰め込みすぎた一日の疲れはひんやりと冷たいデュッセルドルフの夜にしみわたっていきました。

つづく。

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