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5月から9月まで夏だと思う。

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ひとりでドイツ七日間【05:ライン下り】

バッハラッハを堪能した後は船でライン川を下ります。

船
サブウェイ入りの船

実はジャーマンレイルパスを持っていると、このKDという会社の船だけは無料で乗ることができるのです! ちなみにKDとはケルン・デュッセルドルファーの略ですが、デュッセルドルフまで行く便は全然無いようですのでご用心。

フリーパスの特権でチケットも買わずに乗船の行列に並びます。そして意気揚々と係のお兄さんにパスを見せたのですが、なぜかお兄さんの顔が曇る。そして英語でこう訊いてきました。

係「どこまで行きたいんだい?

他の人はだれも行き先を訊かれていないのに、なぜ自分だけ!?と焦りました。しかも行き先は特に決めておらず、船に飽きたら最寄りの船着き場で降りようと思っており、しかしそれを英語でどう説明していいのかまったく思いつかず、しばし固まってから思いついた町の名前を口にしました。

私「えー・・・ボッパルト?」

係「ボッパルト!オーケイ!

陽気に許可がおりました。いやーよかったよかった。ボッパルトで降りなきゃいけなくなりましたが一向にかまわないぜー。
後でなぜ行き先を訊かれたか考えたのですが、どうも立ち寄らない船着き場もあるようでして、それが何かの都合であらかじめ決まっているのか事前にチケットが売れたかどうかで判断しているのかわかりませんが、私が立ち寄らない船着き場で降りようとしていないかどうか確認したのでしょう。他の客はツアーだったり窓口でチケットを買ったりしているので行き先はわかっているわけですね。

ということで船が出発します。風が冷たい!

甲板
めっちゃ寒い

プファルツ城
最初に見えたプファルツグラーフェンシュタイン城(長いよ)

基本的にはこういう川沿いのお城を見て楽しみます。写真のプファルツ城は近くで見られてよかったものの、多くは遠い岸の山の上とかに建っていますので「あ、あれ城かな?」と指差し確認が必要になるケースがあることも覚悟しておいた方がよいかもしれません。双眼鏡やカメラの望遠レンズがあればきっと便利ですね。私のカメラはズームなしのコンデジ(GRD4)でしたので目を細めて眺めていました。

遠い城
あ、城っぽいの見えた!あれは城だ!

しかしそんなに遠いんじゃうっかり見逃してしまうこともあるのでは?とお思いのあなた。そこはご安心ください。なんとこの船、日本語でアナウンスが流れます。「右手に見えますのは○○城です」みたいなアレです。こんなドイツの川のど真ん中で大音量の日本語を聞くことになるとは思いませんでしたので最初はびっくりしました。それからなんだか不思議な気持ちになりました。知ってる言葉を聞けたことの安心感とか、ドイツの異国情緒が薄れることへの失望とか、そういう想像しやすい気持ちとはちょっと違うんですがうまく言えません。混乱というか、自分がどこにいて何をしているのかという現実に対する認識が不安定になる感じというのか…。

ちなみに、城の名前のような固有名詞の部分だけ流暢なドイツ語になりますので、油断すると「そうか、あそこに見えるのがアウ…シェ…何とか城か!」みたいな理解になります(上の写真の城はアウフシェーンブルク城だと思います)。

さて、次はライン下りのハイライト!

ローレライ

岩です!!!

この岩壁はローレライという名前が付いていて、この付近はよく船の事故が起こった難所だったらしいです。アナウンスがそのようなことを言ってました。難所の割には流れが緩やかだなーと思っていましたら、Wikipediaによると何度も工事して川幅が広げられたらしいです。きちんと歴史を押さえておかないと「?」となる一例ですね。妖精の形をした奇岩があってそれがローレライと呼ばれているのかなーと想像していましたので恥ずかしい限りです。

約1時間半ほど船の旅を満喫し、目的地のボッパルトに到着。

この町のことはよく調べていなかったのですが、思いの外たくさんの人が降りていました。有名な観光地なのかな、と思って降りると、今まで両岸に見られたのどかなブドウ畑とはまた違う景色に目を奪われました。

川沿いの歩道
美しい川沿いの遊歩道!

レストラン
オシャレなレストラン!

商店街
ハイソな雰囲気の商店街!

どうやらここボッパルトはリゾート地のようです。運よく空も晴れてきて、夏のようにぽかぽかな陽気で気分が高揚してきました(※この日は9/14です)。

バッハラッハに負けないくらい楽しい気持ちで散策しているとこんなものが。

青梅公園

漢字だ!えーと、青梅公園

あとで調べてわかったことですが、ボッパルト市は東京都青梅市と姉妹都市の関係にあるようです。天皇皇后両陛下も訪れたことがあるそうで、日本にも縁が深いのですね。(どちらもWikipedia情報)

他にもリフトで山に登ると景色がよいとかガイドブックに書いてありました。しかし残念なことに、ここでの滞在時間はバッハラッハより短く1時間くらいしかないのでした。お昼になっていたのですがランチを食べる暇もなく、ちょちょいと街を散策したら出発です。もっと余裕のあるスケジュールを組めばよかった!

ここからまた列車に乗り、ケルンを目指します。

RE
DBの赤い列車はだいたい汚れている

つづく。

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