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腹が減っている。

それにしても最近、食が細くなった。

もともと爆食いする質でもないけれど、育休中の配偶者が用意してくれる弁当がスモールサイズにもかかわらず、おおむね足りている。

配偶者すら「こんな小さいのでよく足りるね」と感嘆するレベルで、試しに大きな弁当箱(流行のスターウオーズの絵があしらわれている)に替えたところ、完食できるのだが、ここまで多くなくてよいと思ってしまった。

きっと高校時代の2/3程度の量だ。

年齢だけは高校2回分に達したのに。

しかし不思議なことに、外食して「ごはんおかわり無料」なんて書いてあるとついおかわりしてしまう。

飲み会のコースで料理が余り気味だと、率先して皿を処理していく。宴席の掃除屋と呼んでくれてもよい。

食への欲求よりも、モッタイナイが支配している。

タダナラモラッチャオウカナが支配している。

オナジリョウキンナラタベナキャソンデショが支配している。

自我とはなんなのか。