CHOP-ME-NOT

音痴は個性です。

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◆2012/11/18 小説集『突き抜け5』できました!◆
『眠るのにいい時間』という短編小説を書きました!こちらで買えます


食費を抑えないことにする。

ええーい、もうよい!

食費などにもうこだわらぬ!

広島焼き

なぜ食費をメインに節約しようと思ったか。それは特に男性に顕著に表れるという一点豪華主義によるもので、取り立ててこだわりのない「食」に関する部分の出費を減らすことで他に回そうという狙いがあったのだ。カメラとか、旅行とか、そういうものに。

しかし私の場合、食費は単純に「食料」の価値に対して支払っているわけではないことを思い出した。そう、私にとっての食費は「時間」と「空間」をも買っているのである。

例えば自分で米を炊き、料理をし、夕食の費用を250円に抑えたとしよう。それに対し、外食した場合は500円かかったとする。単純に倍であり、差額は250円だ。この250円を損と取るか。いや、そうとも言い切れない。

自炊をした場合の準備から食事を経て片付けまでの時間は、私の場合30分はかかるだろう。外食で牛丼セットを食べる時間は席に着いてから店を出るまで10分かからない。差し引き20分の時間を得したことになる。つまり20分を250円で買ったとも言えるわけだ。

最近は徐々に仕事も忙しくなってきており、会社から帰って食事して、小説を書いて、ブログを書いて、ネットでいろいろ見て、風呂に入って寝る、という生活をしようとすると20分という寸暇すら惜しい。睡眠時間を削って仕事中にウトウトしてはまずいので、ちゃんと寝たい。そうなるとせいぜい250円を上乗せして20分が手に入り、かつ洗い物の面倒くささから解放されるというおまけも付くのなら決して高くはない。これが「時間」を買うという意味だ。

また私は小説を書くときに自宅では全然集中できないため、基本的にファミレスやファーストフード店や喫茶店などに赴く。そこでコーヒーだったり茶だったり、しばしば甘味も注文し、ノートパソコンを開いて執筆に没頭する。だいたい1時間から3時間くらい滞在する(混んでいたら早めに出て他店に移る)。

普段から愛用しているモスバーガーでは、紅茶の価格が210円だ。「お湯にティーバックを入れただけ」の価格が210円だと考えるとなんかもうすごい損した気分になるが、集中できる場所を提供してもらう上に紅茶も飲ませてくれる、と考えれば210円は破格だ。仮に場所代を200円とすれば紅茶の価格は10円。ホットココアは30円。超安いじゃん。これが「空間」を買うという意味だ。

ということで、食費として「食料」以上の付加価値が存在する限り、無理して節約することはやめようと思う次第だ。

※ちなみに近所のモスバーガーはいっつもガラガラなので迷惑はかけていないと思うが、それ以前に潰れないかが心配だ。がんばれモス。
※あと時間節約という意味では回転寿司最高。座った瞬間に食べ始められるので。

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