CHOP-ME-NOT

音痴は個性です。

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シュヴァンクマイエル展に行った。

週末にラフォーレ原宿で開催されていたシュヴァンクマイエル展に行ってきました。

シュヴァンクマイエル展

とは言えシュヴァンクマイエルさんのこと、全然知りませんでした。夫妻なんですね。事前情報なしで観賞した感想は「グロテスクでクレイジー」でした。面白いと思ったのは『触覚の詩』という作品で、粘土やらブラシの先やらが並べて据え付けられた上を指でなぞっていくというものです。詩といったら視覚で読むか聴覚で聴くかですから、触覚で感じるということが斬新に思えたのです。

それで実際体験してみると、よくわかりませんでした。詩としての意味をうまく読み取ることができませんでした。その代わりひとつ気付いたことがあります。触覚をただ触覚として感じることは難しいということです。

目をつぶって触っていくと「ああこれはブラシだな」とか「ここは粘土か。指で空けたような穴があるな」とか、必ず自分の記憶と照らし合わせて「具体的に今何を触っているのか?」を常に考えてしまうのです。音色を聴いたり色彩を味わったりといったような、抽象的なものをそのまま受け取って処理することができず、何かに置き換えて理解しようとせずにはいられないのです。

触覚の抽象的な感じ方はたとえば「ふわふわしてる」「細長くて冷たい」「指に吸いつく」みたいなことですが、どうしても「ふわふわしてる、綿かな」「細長くて冷たい、金属だろう」「指に吸いつく、こんなもの知らない」と知ってるものを通じて理解しようとしてしまうということです。これは触覚だけで感じる経験が少ないからだろうと思いました。触覚を磨いていけば、いつか粘土やブラシから詩を感じることができるのかもしれません。

シュヴァンクマイエル展は原宿で9/19までやっているようです。京都では10/7からだそうです。興味があればぜひ。イチオシは映画とか怪談の挿絵みたいです。

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